白神こだま酵母 [主婦的作品]
以前にも書きましたが、パンを焼くとき天然酵母の白神こだま酵母を使っています。といっても、ドライタイプなので種おこしの必要がなく、いたって扱いやすい♪
でも、やっぱり酵母は生きてるんですよね。発酵時間のとりかたによって、風味や食感が全然違う事に気付き、一番美味しい発酵時間はどれくらいなのかを探ってみました。理科の実験やってるみたいでなかなか楽しかったです。ちなみに私が一番好きなのは②です。写真のパンも②で焼いています。「発酵後の生地はいじればいじるほど美味しさが落ちていく」というのを聞いたことがあって、ならばと、特に人にあげたりする場合以外は、成形せずスケッパーで三角に切っただけの「切りっぱなし」パンにしています。
<材料>
強力粉280g 砂糖大さじ2 塩小さじ1/2 バター30g 牛乳150cc(水でも可。手ごねのときは人肌程度に温める)
※私は有塩バターを使ってしまいますが、無塩バターを使う場合は塩小さじ1で。
白神こだま酵母小さじ1を30~35℃のお湯に振り入れ2~3分おいた後良く混ぜ合わせて溶く。お湯の温度はきちんと測っておくのが焼き上がりが美味しくなるコツです。
①発酵時間通常バージョン・・・やや生地が若い感じのパンに焼き上がります。
1.酵母以外の材料をホームベーカリーのケースに入れ、最後にお湯で溶いた白神こ だま酵母を入れ、生地作りコーススタート。
手ごねの場合は、材料を混ぜ5分こねたら、5分生地を休ませ、また5~10分生地をこね、一次発酵50分~60分
2.分割→ベンチタイム15分→成形
3.二次発酵50分(オーブンレンジに発酵機能があれば35℃に設定して発酵させる。その際、生地に霧吹きをかけてあげ、庫内にはパイレックスに入れた水をいれておくとよい。
4.180~190℃のオーブンで10~15分焼く(温度焼き時間はお持ちのオーブンで様子をみながら調整してください)
②発酵時間中時間バージョン・・・きめが細かくなめらかな口ざわりのパンに焼き上がります
1.①と一緒
2.一次発酵終了後ビニール袋に生地をいれ余分な空気を抜きしっかり口を結んでさらにもう1枚ビニール袋をかぶせ口を閉じ冷蔵庫に入れる。冷蔵庫に入れ4~5時間置く
3.二次発酵40分 他は同様
4.①同様
③発酵時間長時間バージョン・・・酵母の香り(酒粕のような香り)が強く、空気を多く含んだふんわりしたパンに焼き上がります
1.生地をこねる
2.生地をこね終ったらすぐ②と同様にビニール袋に入れそのまま一晩(10時間以上。冷蔵庫だったら最高3日まで発酵させてOKなんだそうです。そこまではやったことないけど)ねかせる
3.4.②と同様
最近では、ドライタイプの白神こだま酵母はちょっと気の利いたスーパーなら売ってます。その他、生協で不定期に取り扱いがあったりする他、クオカなどのネットショップでも手に入ります。価格は10g×5で720円前後。封を開けて残った分はセロテープなどでしっかり口を閉めた上密閉容器に入れて冷凍庫で保存しておけば大丈夫です。