より子

今日はふらふらと買い物に出ようか思ったんですけどねー、あまりの衝撃に出かけられなくなっちゃいましたよ。その衝撃の元はコレ。

second VERSE

• アーティスト: より子
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2006/02/15
• メディア: CD

私がより子の存在を初めて知ったのは、何年か前にやっていたフジテレビの「天使の歌声～小児病棟の奇跡」というドラマ。このドラマはより子の半生を描いた同名の単行本をドラマ化したもので、より子が２才の時に小児癌を発病、６歳まで小児病棟で過ごした後、波乱万丈な人生を送りながらも歌を始めるまでが描かれていました。松浦亜弥がより子役を演じていたのでご覧になられた方も多いのでは。この後に彼女の友人である元モー娘の福田明日香が橋渡しとなりデビューを果たします。ドラマの最後に実際により子本人が「ほんとはね。」という楽曲を弾き語りをしている映像が流れ、彼女の楽曲に興味を持ったのですが、なんとなくちゃんと聴かないまま来てしまいました。たまたま、今年に入って彼女のブログを見つけたこともあって、さっきアルバム１枚ダウンロードしてみました。聴いてみて思ったことは、ただ１つ。

すごい。

宇多田ヒカルを初めて聴いた時もすごいと思いましたが、それ以上。なんていうんだろう？なんの違和感も無くこっちの心に入り込んできて離れない。しかもものすごく気持ちがいい。それは彼女が心の奥底から溢れてくるものを自然と音楽にしているからなのでしょうか？彼女の作品を聴いていると、人間やろうと思えばできないことなんて何も無いんだとさえ思えてきます。この歳の私でさえ（笑）。また、アレンジが素晴らしいことによって彼女の才能がより輝きを増していると思います。
タイミングがいいことに11/18のテレビ東京「みゅーじん」はより子の特集だそうで。興味のある方はぜひ。
今日はもう外に出ず、より子を聴きながらお仕事することにします。

より子について詳しく知りたい方はＷｉｋｉpediaへ

 

 

より子。天使の歌声―小児病棟の奇跡

• 作者: 小笠原 路子, 小笠原 より子
• 出版社/メーカー: フジテレビ出版
• 発売日: 2002/07
• メディア: 単行本

コメント 4

ご無沙汰しております。なんか興味を惹かれる方ですね。
私も早速聴いてみます。通勤距離が長いので、クルマのＢＧＭにしようかな？
by (2007-11-04 09:22) 

まーきん.。様＞
こんにちは。
つたない文章にも関わらず、お読みいただいてありがとうございます！
なんて書いていいかわからくらい、私にとってこのアルバムは衝撃でした。
生命力のようなものが感じられると言うか・・・。
この日からエンドレスリピートで聴いている今となっては、
語りたいことは山のようにあるのですが
あまり先入観を持たせてしまってはいけないので
お口にチャックしておきます（笑）。
by Mammy (2007-11-04 12:27) 

買いました！Amazonでも新品在庫が無く、納期もかかりそうだったので、moraでダウンロードしました。せっかちな私です（笑）

SonicStageでCDに転送してクルマで聞きましたが、宇多田とミーシャを足して２で割ったような感じですね。
ボーカルに説得力があって心に響いてくるのですが、それはやっぱり彼女のこれまでの生い立ちへの同情もあるのかな？と思ったりしました。ただ、それを差し引いても生命力に満ちた魅力あるサウンドですね。

惜しむらくは、ちょっと完成度を狙い過ぎってところかな？もう少し荒削りで未完成だったら、実はもっと魅力的じゃないかなんて思いました。
by (2007-11-07 23:06) 

まーきん。様＞
お疲れのところ早速のコメントありがとうございます!!

＞宇多田とミーシャを足して２で割ったような
そうそう！確かにそうですね。私は「センスのいい宇多田ヒカル」って思っちゃいました（笑）。
＞彼女のこれまでの生い立ちへの同情もあるのかな？
そうなんですよね、これを知らなかったらどういう風に聴けたのかなと思うとちょっと残念な気もします。
ただ、彼女と母親の共著である「より子～天使の歌声」を読むと同情とはまたちょっと違う気持ちが生まれてきます。この辺はまた改めてエントリーあげようかと思っています。

実はこの前のアルバムの「Cocoon」もダウンロードしちゃったのですが、こちらはもうちょっと荒削りな感じかもしれません。

私はどちらのアルバムもアレンジとバックの演奏がものすごくツボだったのですが、ダウンロードしてしまったため、誰がやっているのかがわからないのですよね。ダウンロードってそこが欠点ですよね。
by Mammy (2007-11-07 23:43)