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お別れするのはつらいけど [猫]

このエントリーはこのブログらしくない悲しく、特にペットと一緒に暮らされている方にはつらい内容となってしまうので書くべきどうか迷ったのですが、ご心配いただいていた方もいらしたこと、また自分の気持ちの整理をつけるために、ご報告かたがた書かせていただくことにしました。

このブログで何回か登場していた猫のはなこが昨日朝永眠いたしました。推定年齢17歳でした。
はなこは結婚当初暮らしていたアパートの近くにいた迷い猫で、なんとなく可愛がっているうちに私たちの帰宅を玄関で待ってくれるようになり、そのうちに一緒に暮らすようになりました。当時、獣医さんから歯石のつき具合から見て6~7歳程度では、と言われていて、そこから約11年一緒に暮らしてきたので、もしかしたらもっと年齢がいっていた可能性もあり、天寿を全うしたといえると思います。

実は、3月初旬くらいからほとんど動かなくなってきたのと同時に食が細りかなり弱ってきていました。かかりつけの獣医さんの処置で2度ほど小康状態に戻れたのですが、年齢的に一度落ちた体力は完全に回復することはなく、火曜日の夜くらいから意識が混濁するような状態になっていました。そして、昨日の朝、息子が学校に行く際にマンションのエントランスまで送って戻ってきたら、ベットの近くにおいてあげていたトイレの中で倒れていて既に息はありませんんでした。おそらくトイレまで行って力尽きてしまったのだと思います。5分ほどの間の出来事でした。はなこは立ち上がるのがやっとという状態になってもずっとトイレは自力で行っていました。私は「洗濯なんていくらでもしてあげるから、ベットの上でそのまましてしまっていいのに。」と思っていたのですが、性格的に頑固といおうか意思の強いところがあった子でしたので、そこは女の意地で譲れなかったのでしょう。そういった意味では、彼女らしい最後だったといえるかもしれません。

今朝ダンナが出かける際にポツリと「はーにゃはうちに来て幸せだったのかなあ。」といいました。正直にいってしまうと、具合が悪くなってからは病院通いが続くとともに無理に薬やミルクを飲ませたりと、1日でも長く一緒にいたいという人間のエゴで彼女にとってつらいことが続いてしまったことに対して、ほんとうにあれでよかったのか後悔が残っています。でも、ひとつだけ確実にいえることは、私たちははなこの存在からたくさんの幸せをもらっていたということです。日頃、輪廻転生説とか前世が云々といった話には懐疑的な私だったのですが(といいつつオーラ的番組を見ちゃうのですが)、生まれ変わった時にまたはなこに逢えるのであれば、輪廻転生を信じてもいいなと思えています。



はーにゃん、うちに来てくれてありがとう。
またいつか逢いましょう。


最後に一言。こんな時くらい快勝してくれればいいのに拙攻で逆転負けだなんて、本当に空気を読まない球団だよ、マリーンズは(笑)


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コメント 9

sedona

しばらく更新がないのでもしかしてと案じていたのですが・・。
はなこちゃんのご冥福をお祈りいたします。
辛い治療に耐えたのももう少しだけここにいたいわと
はなこちゃんのがんばりの賜物だと思いますので
あまりご自分たちを責めたりなさらないでくださいね。

mammyさまたちご家族のたくさんの愛情を抱えて
ぬくぬくと虹の橋で待っていると思います。
ほんのちいさな存在でもそこにいてくれるありがたさ、あたたかさ。
きっとはなこちゃんはみなさまを忘れないと思いますしmammyさまご家族も
忘れないで温かな思い出としてこれからも過ごして行けるのではと
思います。
会社での閲覧ですが少し涙ぐんでしまいました。

たくさんの愛情と心からの看病、お疲れ様でした。
みなさまが少しずつでも笑顔を取り戻せますよう。
by sedona (2007-05-24 11:47) 

あさ

お別れは、本当に悲しいし、つらいです。実家にいた猫も、最期の最期まで自力でトイレに行こうとしていました。やせ細った体で、満足に歩けないのに…。はなこちゃんは、幸せだったと思います。きっといつまでも、Mammyさん家族の心の中で、元気でいることでしょう。
by あさ (2007-05-24 11:49) 

Quisa

私もペット(といっても姉の犬ですが、可愛がっていました。)とお別れした
ことがあります。はなこちゃんは人間には及ばない不思議な力で、家族を結ぶ大きな役割を果たしたことでしょう。家族の中で可愛がられた子は
本当に幸せものです。ご冥福をお祈りしています。
by Quisa (2007-05-24 18:03) 

も〜

動物は、自分が愛されているということを
ものすごくよくわかっているのだそうです。
もしかしたら人間以上に。
私がペットを亡くした時、獣医さんからそう聞きました。
きっと、はなこちゃんにもちゃんと通じているはずです。
自分は家族みんなに愛されて幸せだったわ〜と
思っているに違いありません。
by も〜 (2007-05-24 23:30) 

推定で17歳ですか。
私は、動物を飼ってしまうとあまりに気持ちを移入しすぎると、親父に止められてから飼う事を止めています。犬でも猫でも、可愛いんですよ。

そんなに長い間、近くにいたら、私はちょっと耐えられないかも知れません。

きっと、はなこちゃんは、幸せだったと思います。人間でも、延命治療の是非が問われていますけど、でも、残された人たちの気持ちは、きっと伝わります。
それほど思ってもらえて、幸せじゃないとは、思えません。

またきっと、子猫になって、近くに現れるかも知れませんよ。それだけ愛されていたことが伝わっているでしょうから。
by (2007-05-25 00:14) 

May

はじめまして。
マリーンズファン・えちうらファンとして、たびたびブログを拝見させて頂いております。

はなこちゃん、お星様になったのですね。
Mammyさんご一家の愛情に包まれ幸せな旅立ちだったと思います。
私も一年半前に愛犬を我が家で看取りました。辛かったです。
と同時に、Mammyさんと一緒です。うちの子になってくれてアリガトウ!と感謝しました・・・。看病、お疲れ様でした。
ご冥福をお祈りしています。
by May (2007-05-25 00:38) 

Mammy

sedonaさん、あささん、Quisaさん、も~さん、まーきん。さん、Mayさん、
コメントありがとうございます。
皆様のあたたかいコメントは涙なくしては読めませんでした。

「飼い主がいつまでも悲しんでいるとペットは天国にいけない」と聞きますので、いつまでもくよくよしていないで、また元気な毎日を過ごしていきたいと思います。それがきっとはなこにとって一番の供養になると信じて。
本当にありがとうございました。
by Mammy (2007-05-25 08:53) 

角にゃんこ

先週、闘病中の伯母が亡くなりまして・・忙しくしておりました。
そうですか・・はなこちゃん、天国に行ったんですか(泣)
ご心痛、よくわかります。ペットではなく家族ですものね。
心からご冥福申し上げますm(_)m

ウチの先代のチロも推定(やはり迷い猫でした)16歳で旅立ちました。
老衰で歩く事もままならないのに何日か前には2階の皆の部屋に挨拶にきました。よくあんな力があったと思うほどでした。

亡くなった時はホント辛かったですが楽しい時間を一緒に過ごせたから・・
笑顔と幸せたくさんもらったから・・
そうなんですよね。あまり情を残すと天国に行けないんですってね・・

でもはなこちゃん大切にされて、皆さんの愛情たくさんもらって・・
幸せだったと思いますよ☆お写真見てるとよくわかります。。
だから後悔なんてしないでくださいね・・はなこちゃん、悲しみますよ。
Mammyさん達もはなこちゃんも頑張ったのだから・・

私事ですがこなつ(やはり迷い猫・推定19歳!?)とその子供のミケ(5人きょうだいの長女・来月4日で17歳)がいます。
そのミケが先月、脳神経からくるてんかん発作で生死をさまよいました。
眠れぬ夜が続きましたが一命は取りとめました。
たかがネコと思われるかもしれませんが飼ってる方は家族ですよね。
向こうはどう思ってるのかわかりませんが・・

はなこちゃん、Mammyさん達に会えて本当によかったね。
もう苦しまなくていいんだね。天国でゆっくり休んで・・
Mammyさん達を見守ってあげてね・・

長々とすみません・・人事と思えなかったので・・
by 角にゃんこ (2007-05-26 23:36) 

Mammy

>角にゃんこさん、コメントありがとうございます。
角にゃんこさんも大変だったのですね。

まだ、思い出すといくらでも泣けてくるのですが、
天国に行こうとしているはなこのしっぽを引っ張ってはいけない、
とこらえております。ここ数日は仕事やら家のことやらで忙しく、逆にそれが幸いしています。

本当にペットといえども飼っている人にとっては家族ですよね。
ミケちゃんがはなこの分まで長生きしてくれることを祈っています。

あたたかいコメント本当にありがとうございました。
by Mammy (2007-05-27 21:17) 

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