「拝啓、父上様」 [テレビ好き]
「拝啓 父上様
昨日の第一回放送を拝見しました。番宣の時からその昔ショーケンがやっていた『前略 おふくろ様』を彷彿させると思っていたわけで。そして、いざはじまった放送を見てみたら、手紙を読む形式のナレーションまでそっくりなわけで。あれれ、パクリですか?と思ったら、『前略 おふくろ様』も実は倉本先生の作品だったわけで。だからパクリというよりリメイクなわけなのだけれど、1日中やっていた番宣でも公式ホームページでもそのことについては全くふれていないわけで。そのあたりは一体どうなんだろうかと思うわけで。」
はいっ!そんなわけで今クールは私の食指を動かしてくれるようなドラマが全然なく、唯一見てみようかなと思ったのはこれでした。実は倉本作品苦手なんです。だって、大抵の作品が皆一生懸命生きてるのに幸せになれないんだもん。人生ってこんなにつらいものなのかって気分になっちゃっていけません。と文句をいいつつ「北の国から」見ちゃってたんですけどね。そうそう「北の国から」といえば、さだまさし氏が倉本 聰に主題歌を作ってくれと渡されたVTRを見たらあまりのすばらしさに歌詞がつけられず延々la la la la~♪になった、という話は有名ですが今回の主題歌担当、森山良子氏も同様だったのでしょうか?
今回その苦手な倉本作品を見る気になったのは「人情コメディ」と紹介されていたからなのですが、私が思っているコメディとはちょっと違いました。ただ、代表的な倉本作品に見られる「なんとなく不幸から抜け出せない感じ」はありませんでした。主演の二宮くんと高島礼子親子の掛け合いはなかなか笑えたし、それになんといっても関ジャニ∞の横山裕くん、いい味出してました!!私としてはこの作品の俳優陣の中で一番ツボにはまりました。やっぱりそれなりの下積みって必要なんですねー(関ジャニ∞はコンサートにお客さんいなくてガラガラっていう時代がしばらくあったらしい)。それに対して期待はずれだったのが梅宮辰夫氏。あの演技はどうなんでしょう?長いことバラエティばっかりだったから演技の仕方忘れちゃったとか(-Q-;) それはともかくとして、大人のドラマなので落ち着いて見られることは確かです。欲をいうなら途中どんな不幸があったとしても最後はほのぼのとした気分を残してくれる作品であって欲しいわけで(;´▽`)
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