命のカレンダー [本]
昨日の「ザ!世界仰天ニュース」で「命のカレンダー」という本の中の1つのエピソードが紹介されました。麻衣ちゃんという卵巣の小児ガンだった女の子のお話です。
以前、こちらにちらっと書きましたが、この「命のカレンダー」は息子が大変お世話になった松永正訓(ただし)先生の書かれた本です。麻衣ちゃんのお話は本では5ページ位のお話ですが、制作スタッフの方が松永先生だけでなく麻衣ちゃんご家族にも丁寧に取材されていたのが伝わってきて、特にお母さんの気持ちを描いてくださっていたのは、かつて同じ立場にあった者としては(詳しくはこちらに書いてあります)とても嬉しかった、というより、ありがたく思いました。
松永先生がVTRの中でおっしゃっていましたが、今、日本には1万人以上の小児ガン患者がいるといわれています。この本に書かれているのはその中のほんの一握りの子どもたちの物語です。でも、こんなふうに闘っている子どもとそのご家族、そして医師や看護士たちがいるということを知っていただけたらと思います。本の中には辛く悲しいシーンもたくさんあります。でも、読み終わった後に残るのは決して悲しみではないんです。ぜひ、その「何か」を感じてください。
コメント 0